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7月5日(火)

http://d.hatena.ne.jp/moonphase/comment?date=20050703#c[MOON PHASE雑記コメント欄]

2日のサタデーナイトメインイベントで、ギャラクシーエンジェルの新作ゲーム(EXではなく、GAII)&アニメ(ゲームより後)が発表になったようで(4人追加ですか

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1119434075/344[2ch]

サタデイナイトメインイベントから帰りました。
ゲーム(GA2)が先行するけど、またアニメやるそうです。
キャラショウは、1日目は開発陣、2日目は声優が出演で、新キャラ4名のエンジェル隊入隊式。
新キャラの中の人は、イニシャルの発表があって、Y. I. (井口裕香?)、?. H.、A. S.(聞き違ったかも。真田アサミ??)など。

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1119434075/373[2ch]

俺もサタデーナイト行ってきたよ。
エンジェル隊は10名。卒業は無し。ゲームだからちとせも入っているんだろうな。
キダニは、エンジェル隊を「もーむす。みたいにしたい」とほざいていた。

なんかそんなことらしいです。キャラショーで重大発表があるっていう話だったから再アニメ化だのゲーム続編だのは予想してたけど。それよりも驚きは、アプリコットに加えて更に新キャラが出てくるっぽいこと(´Д`;)。どうなるんでしょう。ともあれ詳細待ちの方向で。

7月4日(月)

まほらば感想の続きはまた日を改めて。

先ほどまでぱにぽにだっしゅ!D.C.S.S.観ていたんですが、前者があまりによかったものですから先に書いておこうと思います。

まぁ何がよかったかって、斎藤千和がよかったってことなんですけど!(ぉ。

あのベッキーをやってるときのやる気のない演技の千和はマジで最高でした。ケロロの夏美みたいな強気キャラもいいけど、やっぱ千和はこういうキャラをやらせるとはまる。秀逸。R.O.Dのアニタとか。そして「まちゃちゅーちぇっちゅ」は神セリフ。キタコレ!!

千和だけじゃない、内容もかなり良く作ってあっていい感じ。原作は一通り読んでいたので、このシュールさをアニメで上手く表現してくれるかなぁ、と実はちょっと心配してたんですが、そんなことは杞憂でした。いろいろツボにハマって終始笑ってました。そこらにネタがちりばめられてあって全部拾いきれなかったよ。

あとこの人も言ってたけど姫子はまんま苺ましまろの美羽ですなぁ。CVが同じ折笠富美子であるのに加えて性格も似た感じだし。個人的にはぶっちゃけこいつはあんまいらな(ry。

そういえばまだ芹沢茜CV沢城みゆきは今回まだ出てこなかったな…。次週以降に期待。

そしてD.C.S.S.ですが…うーんこれは特になにも…。何かことりが妙にエロかったんですがっていうか何でことりと純一がこういうことになってるのでしょう。そして音夢とさくらはやっぱり出る気配なし、と_| ̄|○。

これは面白くなるんでしょうか…。前作は終盤の音夢とさくらのドロドロした展開が面白かったんだけどなぁ。うーんまぁとりあえず様子見。1話から工藤叶CV沢城みゆきがよく喋ってたのはよかったなってことで。

7月3日(日)

早くしないと新番が始まってしまいますがな>挨拶

てなわけでかなり遅いけどまほらば最終回の感想でも。

一言で言うとですね、その感動と素晴らしさは予想以上でした。ほんとに最高の締めをしてくれましたよ!よかったと思う点はいろいろあるので順番に。

まずすごいと思ったのは、前半「告げる夜」の作中での扱い。原作とアニメでは、やっていることは同じなんですけど、この話以降の向かう先が異なっているんですね。だから、アニメでも「告げる夜」をやると聞いて、どうこれ以降話を持って行くのかと思ってたんですけど、うまくきれいにまとめてあったのがすごかったな、と。

では詳しく考察してみますか。問題となっているのは、珠が白鳥に思いを打ち明けるあのシーン。アニメでのあのシーンは、原作の「告げる夜」(7巻36話)と表面上同じ構成になっています。つまり、珠が想いを白鳥にぶつけ、それに対し白鳥も自分の考えを打ち明ける。珠は、白鳥があまりに純粋な気持ちで、覚悟とか犠牲とかを考えず、ただ一途に梢を想っていることを悟り、手を引くことを決める。

この流れ自体はほぼ同じなんですけど、原作では、この話により、白鳥は、自分がどれほど梢のことを好きかということに気付きます。つまり、珠の発した、「自分はこれほどまでに梢のことを想っている。あなたはどうなんです?」という問い詰めが、白鳥に自分の気持ちを気付かせるわけです。これにより、白鳥が梢に想いを告白するあの原作の流れになっていきます。

これに対しアニメはどうか。先も述べたように、表面上の流れは一緒です。しかし原作と違い、このエピソードは、白鳥を原作と異なった心情の変化へと導きます。つまり、実際の内容を見れば分かるように、梢を元に戻すために自分ができることをしようという決意をさせるわけです。これにより、白鳥は絵本を描き、梢を戻そうとがんばるという流れに向かいます。

この流れは、最終的に、「梢が元に戻らなくなった」という突発的問題の解決を望む終わらせ方をしようとすれば当然の成り行きなのでしょう。原作では、この「告げる夜」の時点でそういった事件は起こっておらず、むしろ問題(多重人格という病気)が永続的であるため、「告げる夜」を直接の問題解決の起点とするには少し弱い気がしますし、これで安易に治ってしまっては安直な感じがしてしまいます。原作において、その問題はもっと難解であるはずです。

まぁ最も、原作でも、間接的にはこの話が多重人格治癒のための転機になっている点で似通ってはいるですが。大まかに言うと、「告げる夜」→「きみが好きだ」(8巻39話)→「その兆し」(8巻42話)という感じでしょうか。でも、アニメでの白鳥の実際の行動(絵本を描くこと)は梢を治す一心であるのに対し、原作のそれ(告白すること)は別に治したいから告白したわけではないですしね。その点でも違うようです。

で、結局何が言いたかったのかというとですね、原作において非常に重要な鍵要素を秘める話の一つである「告げる夜」を、アニメでは全く別の終焉に向かわせる要素として用い、しかもそれが矛盾することなく演出されているということに感動しているわけです。原作既読者も納得するこの構成は見事でした。

続いて挙げる点は…といきたいところですがちょっと時間なくなったので続きは後ほど。

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